カロリン展開を使ったいくつかの変化形
一人の酋長と増やし方
ステップ1:開始
- 基本形。
- 小指をはずす。
- 小指を人差指の輪に下から入れて、輪を移しとる。
ステップ2:右側に酋長(十字パターン)を追加
- 右手の親指を右手の小指の輪に上から入れて輪を親指に移しとる。
- 右手の小指を、右手の親指の上の輪をこえて下の輪に上から入れて、輪を小指に移しとる。
- 右手の親指で、右手の小指の手前の糸をこえて小指の向こうの糸をとる。
- 右手の小指で、右手の親指の向こうの糸をこえて親指の手前の下の糸をとる。
- 右手の親指と小指の下の輪を上の輪の外からはずす。
ステップ2a:ステップ2の別のやり方(親指と小指を入れ替える)
- 右手の小指を右手の親指の輪に上から入れて輪を小指に移しとる。
- 右手の親指を、右手の小指の上の輪をこえて下の輪に上から入れて、輪を親指に移しとる。
- 右手の小指で、右手の親指の向こうの糸をこえて親指の手前の糸をとる。
- 右手の親指で、右手の小指の手前の糸をこえて小指の向こうの下の糸をとる。
- 右手の親指と小指の下の輪を上の輪の外からはずす。
- メモ:ステップ2とは、終了時の紐の絡みが若干異なる。
ステップ3.人差指、中指、薬指を使い、パターンを整形する。
ステップ4:仕上げ
- 人差指を親指の輪に上から入れて、輪を人差指に移しとる。
- 親指で、他の糸をくぐり小指の手前の糸をとる。
- 親指を人差指の輪に下から入れて、輪を親指に移しとる。
- カロリン展開を行う。
(1)紐の絡み方は、別のページで示した伝承版の「一人の酋長」とは異なる。
(2)ステップ2を左手で行うと、でき上がりの紐の絡み方が若干変わる。
(3)ステップ2を両手で行うと、二人の酋長と全く同じパターンができる。
(1番目と2番目の動作は省略してよい)
(4)ステップ2を繰り返すことにより、”酋長”の数をいくらでも増やすことができる。
ダイヤと増やし方
ステップ1:開始
- 基本形。
- 小指をはずす。
- 小指を人差指の輪に下から入れて、輪を移しとる。
ステップ2:右側にダイヤを追加
- 中央の交差点において、右手の小指の手前の糸が右手の親指の向こうの糸の上になっていることを確かめる。
- 左手で右手の親指の輪をはずし、輪を右手の小指の輪に上から入れて通し、輪を右手の親指に戻す。
- 左手で右手の小指の輪をはずし、輪を右手の親指の輪に上から入れて通し、輪を右手の小指に戻す。
ステップ3:仕上げ
- 人差指を親指の輪に上から入れて、輪を人差指に移しとる。
- 親指で、他の糸をくぐり小指の手前の糸をとる。
- 親指を人差指の輪に下から入れて、輪を親指に移しとる。
- カロリン展開を行う。
(1)ステップ2を両手で行うと、引き潮とよく似たパターンができる。
(2)ステップ2を左手で行う場合、2番目の動作の前に3番目の動作を行う。
(3)ステップ2を繰り返すことにより、ダイヤの数をいくらでも増やすことができる。
交差点において、右手の小指の手前の糸が右手の親指の向こうの糸の”下”になっている場合、
2番目の動作の前に3番目の動作を行う。
さらに、、、
上記のテクニックや黄道を作るときに使った方法は、互いに組み合わせることができます。
また、カロリン展開を使う他のあやとりにも応用できます。
例:
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