引き潮 (Ebbing Tide)

広く知られたあやとりで「イワシ」とか、「戦いにやってくる男たち」とも呼ばれています。

1.輪を両手の親指と小指にかける。親指の手前の糸を左手の親指に一回巻きつける。

2.右手の親指を左手の親指の輪に下から入れて広げて、輪を共有する。



3.人差指の指先で親指の向こうの糸をとりながら、親指で人差指と親指を結ぶ糸を押え、展開。
 (中指、薬指、小指で小指の向こうの糸を握ってもよい。)
 この手順をカロリン展開と呼びます。

 

満潮を表している。

4.親指をはずす。



5.親指を小指の輪の下をくぐらせ、上げながら戻して人差指の輪の中に下から入れ、人差指の向こう側の糸を親指の腹で下げる。
 そのまま、下から手前へと回しながら糸を巻き取る。この途中で、人差指をはずす。

  

6.親指で小指の手前の糸をとる。

7.カロリン展開を行う。

  

潮が引いて岩が現われてきた。

(以下、同様)

8.親指をはずす。

9.親指を小指の輪の下をくぐらせ、上げながら戻して人差指の輪の中に下から入れ、人差指の向こう側の糸を親指の腹で下げる。
 そのまま、下から手前へと回しながら糸を巻き取る。人差指は途中ではずす。

10.親指で小指の手前の糸をとる。

11.カロリン展開を行う。



さらに潮が引いて岩が増える。

12.8〜11(=4〜7)を繰り返す。



13.8〜11を2回繰り返す。



いくつできたかな?

参考資料:j1, w3, w4

付記

岩の数を減らすこともできます(満ち潮)。

(1)人差指をはずし、カロリン展開の直前の形に戻す。

(2)全体を裏返しにする。ただし、(i)-(iv)が実現されるように。
  (i) 左手の小指の輪は右手の小指に移り、
  (ii) 右手の小指の輪は左手の小指に移り、
  (iii) 左手の親指の輪は右手の親指に移り、
  (iv) 右手の親指の輪は左手の親指に移る。

(一時的に他の指や口に預けたり、机の上においたり、他の人に手伝ってもらったり、自分のやりやすい方法でやる。)

(3)カロリン展開を行う。同様のパターンが現われる。

(4)上記の8〜11を行うと岩が2個ずつ減る。

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